ミドリサンオリジナル×ミドリチャンオリジナル=ミドリ子君
出品 葉長 32.0㎝、
葉幅
3.9
㎝、葉数
6枚、
親株 葉長 48.0㎝、
葉幅
8.0
㎝、葉数
22枚、
濃い黄花ベースの葉化花、花径 最大10.0㎝、花数 22輪、
出品株今年の3月30日に割子、3年生サイズ、親株9年生です。
写真1枚目がミドリ子君、写真最後がミドリチャンオリジナル、他が出品株です。
G2黄花 葉化花ではトップクラスの濃い黄花(山吹色)のミドリ子君の割子、3年生サイズの出品です。
ミドリサンオリジナルにミドリチャンオリジナルを交配して作出した株で、『
ミドリ子君
』と命名しました。(※ミドリ子君は個体名です。)
因みにミドリ子チャン、ミドリ子サンと命名した株もあります。
出品株はG2黄花の中でもトップクラスの葉化花の名品同士の交配から出た、素晴らしい濃い黄花の葉化花の割子株です。
濃い黄花(山吹色)は、G2黄花逆鉾タイプには多く咲いてくれますが、葉化花でここまで濃い黄花は初めてみました。
ミドリ子君は2年前より咲いていて、今年が3回目の開花です。
初花は8輪ほどの花数で、昨年は15輪で花径10.0㎝と大きめな花で咲き、今年は22輪と多めの数で、花径は少し小さくなり8.0㎝でした。
花数が少ないと大きく咲き、花数が多いと少し小さく咲きます。
花色は大きくても小さくても、濃い黄花で葉化花です。
なお、濃い黄花も葉化花も、窒素分の多い肥料を多めに与えると花の発色が良くなります。
今回の出品株の親株の交配はミドリサン×ミドリチャンですが、他にもミドリチャンF1×ミドリチャン、ミドリチャン×ミドリチャンF1などの交配からも葉化花が咲いています。
葉化花は雌しべが未熟な為、なかなか種子が採れません。
花粉は使用出来ますので、ミドリチャン交配F2の正常花に交配すれば沢山種子が採れ、高確率で葉化花が出来ると思います。
出品株は写真1枚目の親株の花のように咲きますが、管理や置き場などで本来の花色と咲かない可能性もあります。
50%の遮光下で、朝から夕方まで日を当て、肥培管理して下さい。
G2黄花、濃い黄花ベースの葉化花『ミドリ子君』に興味のある方に超オススメします。