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「所有を続けたい」気持ちと年齢的に「いつまでも持ちきれないだろう」という気持ちの狭間で随分と3か月間迷っていましたが・・ 再び、良いご縁があればと再出品させていただくことにしました。本年1月に車検を通過させた後、エンジンは素晴らしくシャープに吹けるようになり本来の調子を取り戻しています。 昨年秋から年末にかけて以下の作業をコーンズのサービスセンターで行いました。 ・SD2のテスターを使って触媒過熱の原因究明 ・プラグ12本新品交換 ・右バンクTDCセンサー交換 ・シフトリンケージ修理 ・ギアボックスオイル交換 費用は合計で約60万円でした。イタリア本国の部品供給システムの不具合が続いている関係で車検は別の工場でとのコーンズの要望でしたので、いつもお世話になっている京都の工場で本年1月の車検は通過させました。 その際に行った油脂類の交換は以下の通りです。 ・エンジンオイル交換 ・ロングライフクーラント交換 ・ブレーキ液交換 ・各種点検調整 お友達から譲り受けて本年の9月になれば12年になります。 その間、フェラーリがある生活を十分に楽しみました。 各種イベントへも参加。近年はフェラーリ・レーシングデイズには皆勤です。 2023年も京都から富士スピードウェイまで元気に走り、コース上のパレードにも参加してきました。 また2024年6月30日に鈴鹿サーキットで行われたFRDにも参加しました。 その際の様子は、以下の私のブログでご覧いただけます。 その① https://minkara.carview.co.jp/userid/1424601/blog/47815233/ その② https://minkara.carview.co.jp/userid/1424601/blog/47815279/ 日本では、ミッドシップのフェラーリばかりがもてはやされるのが、私にはよく分かりません。マフラーを交換して甲高いF1サウンドを響かせることがフェラーリの本来の姿でしょうか? 「12気筒でなければフェラーリではない。」 「ウチの車に乗るからには腕はあるんだろうな?」 というエンツォの声が聞こえてきそうなフェラーリの最後の時代のモデルだと思います。 V12 FRはフェラーリの正統な系譜です。当時のフラッグシップ。素直な操縦性を生かして、マラネロのテストコースでは512TRよりもラップタイムは速かったそうです。 この12年間の主な整備として直近の上記以外のものは、思い返すと・大きなものとしては次の2点くらいでしょうか。 ①パワステラックのオイルシールの破裂 一気にパワステオイルをまき散らしました。前オーナーの時代に他のドナーから移植したパーツでしたが、壊れました。 日本のZF代理店でも長い間、修理のノウハウ無く、新品部品は欠品。 アメリカから状態の良い中古ラックを個人輸入してコーンズで換装してもらいました。新品が出ないのでコーンズも柔軟に対応してくれました。 現在は456の修理をお得意とする埼玉の方が手を尽くして、ラックオーバーホールの道筋をつけていただいています。 驚くほどの高額のオーバーホール代ではありません。 ②ミッションオイルクーラーへのホースからのミッションオイル漏れ これは原因はわかりやすく、コーンズで修理していただきました。 ※タイミングベルト(2本)とテンションローラー(2個)は前々回の車検時に交換しています。 ※オルターネーターはコーンズに預けていた時に充電不良とのことで、オーバーホールしています。 ※リトラクタブルモーターは湿気でよく壊れます。これも10年前は6万ほどでコーンズで交換できましたが、今は欠品部品です。 ただし、構造は難しくなく大抵のモーター屋さんが修理できるようです。 その他、残っている整備明細は全てお渡しします。 私は・藤井フミヤさん(長く456を愛されたことで有名です。)のように高額納税者ではありませんが、10年以上、とんでもない出費を強いられることなく維持してきました。 細かなことは言い出せばきりがないので、本気でご検討いただける方はお会いして、実車を見ていただきお話できれば幸いです。(条件は下記) 自動車評論家の西川さん(スーパーカーがお得意)にCARZYの企画でこの456そのものを取材いただき、(5年くらい前でしょうか)状態を記述いただいた内容も ネット上に残っていますので、よろしければご覧ください。 https://www.carzy.net/ja/cars/PA3BJCopaxQMqC4IwhsK 私の手元に来てからの経緯はこちらの私のブログに概ね記載されています。(この4月より都合によりアメーバブログに戻っています。) https://minkara.carview.co.jp/userid/1424601/blog/c894787/ 30年近くを経たフェラーリですが、立派に実働しています。 12年間シャッター車庫にカバーをかけて厳重に保管していました。30年経過した車両としては充分以上に綺麗な状態だと思いますが、しかしながら・ 本年2月24日に東京のアークヒルズで行われたA Ferrari Day Classicheに参加されていた456には及ばないと思います。 (車両の参加は叶いませんでしたが、人間のみ?フェラーリジャパンのご招待をいただき、見学させていただきました。) コンクールコンディションではないですが、そこまで持っていくのは難しくない素材の状態だと思っていただければ幸いです。 https://minkara.carview.co.jp/userid/1424601/blog/d20250302/ 自動車税、自賠責、重量税、リサイクル料金その他を落札価格に全て含めます。 車両の引き渡し後、3週間以内の名義変更を落札者様でお願いいたします。 代金は一括でお願いします。ローン等は個人ですのでお取り扱いできません。 売り急ぐつもりは全くなく、ブログにも書きましたように引き継いでいただける良い方がいらっしゃればお譲りする意思がある旨のご案内と思っております。 値引きに関することや、説明文をお読みになれば分かること以外の質問は大歓迎です。 現車の確認は車両の性格上、真剣にお考えいただける方に限定させていただきます。 その判断については、ヤフオクの評価であったり、ご質問の内容などを参考にさせていただきたいと思います。 ご質問はこちらのメール→ tokirioma5@yahoo.co.jp でもお受けしますが、直接のお取引は行いません。 オークション上でのお取引をお願い申し上げます。 |